02_私が目指す世界とは?

私が目指す世界とは?

 

あなたはアーティストの村上隆さんをご存知でしょうか?

 

『芸術家起業論』

 

『芸術家闘争論』

 

といった著書を出版し、

 

「カイカイキキ」というアート制作会社を立ち上げ運営している方です。

 

「アートでお金を得る」というテーマに真正面から取り組み、様々な方法に挑戦されています。

 

また日本のアート市場を活性化させるためにも尽力されています。

 

この方の本を読みましたが、ビジネスを学んだ私としてはどのページを読んでもとても頷ける内容がたくさんでした。

 

おそらく美術だけをやってこられた方にとっては違和感を感じるのでしょうが、

 

実際ビジネスの現場では村上さんのされていることは至極フツーのことです。

 

これまでいろんなビジネスセミナーや塾に参加した私としては、

 

村上さんは起業家として、成功者マインドを持って実践しているスゴイ人であり、

 

もしコンサルを仕事にしたらクライアントから年間1000万を報酬として頂いてもおかしくないと思います。

 

しかも彼は今のアート世界についてとても良く体系立てて説明してくれています。

 

とても地に足の着いたアーティストですし、アーティストはそうでなければならないと私は思います。

 

ただし、その方法はこれからの時代にはフィットしなくなると私は思います。

 

彼のやり方はこれまでメインであった競争社会の資本主義です。

 

彼の会社は完全実力主義・縦社会・軍隊のような組織です。

 

こういった中ではドロップアウトする人がたくさん出てきます。

 

実際、彼は自分の著書で辞める人は多いと言っています。

 

個人の力で自分を発信することが難しかった時代、メディアや業界の有力者に頼らなければ作品が人の目に触れる機会がなかった時代はこうするしかなかったと思います。

 

現に漫画家や音楽アーティストは「デビュー」という狭き門を目指す必要がありました。

 

出版社やレコード会社、またギャラリーなどに頼らなければならなかったんですね。

 

それにアート市場が閉鎖的なので、世界でもトップ5%に入るお金持ちに買ってもらうしかなかったのです。

 

しかし、今は様子が変わりました。

 

今の人たちは競争社会にはもう疲れています。

 

皆がOnly Oneの自分で生きて行きたいと思うようになっています。

 

インターネットの媒体が発達し、個人で情報発信が出来るようになり、別にデビューを目指さなくてもよくなりました。

 

アート市場も、アメリカ版ヤフオクであるeBayで毎日取引されていますし、世界最大の美術品オークションハウスであるSotheby’sと昨年から提携しています。

 

こういった変化により、個人がそれぞれの持ち味を活かして生きていくことができるようになりました。

 

狭き門を目指せば競争が激化しますが、

 

自分の能力を特化することに専念して生きて行くことで

 

世界に一つしかない自分の強みが生きてくるので、逆に競合が減っていきます。

 

脱落者もいなくなります。

 

それによりお互いがお互いを補い合い、

 

パズルのピースのように自分の苦手と得意、

 

つまり凸凹が合わさり、

 

それを身近な人達から実践することで世界の人も次々とつながり、

 

平和共存の社会になっていくのです。

 

それが私の目指す「共創社会」です。

 

村上さんは自ら挑戦者となり、アーティストが正統にお金を得ていくきっかけを作ってくれました。

私はそれを引き継ぎ、軌道に乗せて持続できるように尽力していきます。